大島理森が語る

 野田総理の会見を拝見しました。野田総理から、「関係各国との協議を開始し、更なる情報収集に、国民的な議論を経て、国益の観点から結論を得たい」という、何か訳のわからない会見でした。しかし、昨日結論を出そうと会見まで用意して、今日までまた延ばして、こういう言い方をすることは、党内のガス抜きのためだけにやった話である。その結果、いっそう野党はもとより、国民の不満、怒りが増したことになると思います。我々は、APECでのTPPへの参加表明は反対で、もっと説明し、議論し、国民の理解と共感を得るようにしてから判断せよと申し上げ、度々に渡ってお話しをしてまいりました。加えて、本日、ここにおられる加藤紘一先生をはじめ、6党の皆さま方が揃って総理に対して、同じような趣旨の表明をしようとしたところ、いったんそれを了解したにもかかわらず、「民主党内の反対派とも会っていないから、総理が会うわけにはいかない」ということで、官房長官がお会いして、加藤先生はじめ6党の代表から厳しい反対表明を致したところです。
 冒頭に申し上げましたように、参加でなく、「協議に入ること」と言い、「協議を開始し、結論を得ていく」という言葉を使うことは、これは逃げ、ごまかし以外の何物でもありません。すなわち野田総理の準備も覚悟もない、説明もない、共感もない今日の会見は、総理の資質としての、その有り様の問われることになるのではないか。野田総理はAPECに行って、同じことを言うのではないでしょうか。言えば、世界の人は何を言っているのかわからないということになるのではないでしょうか。我々は、APECが終わった後、当然にこの総理会見の趣旨、APECでの話し合いの内容、これらを質すべく、予算委員会での集中審議、本会議での説明はもちろんですが、特別委員会の設置を求め、そこでも徹底的にこの議論をしてまいる所存です。6党の強い要請と、民主党内でも多くの反対者がいるにもかかわらず、参加表明、それもごまかすような参加表明をすることは、今後の政権運営にも非常に大きな影響が出てくるものと思われますし、私どもそれぞれの委員会、あるいはそれぞれの場での議論を通じて、いろいろな手法をもって、最後は大きな判断を含めて、考えていかなければならない会見だったと思います。
 逃げるな。今日まで野田総理は、国会でも逃げまくり、そして党内においても、一日延ばしてガス抜きをやったり、国民に対しての今日の会見も、まさに逃げるために、民主党内の融和だけを考えている総理であるならば、もはやその任を問うことも考えていかなければならないという思いを強くした会見でした。我々は、これからある意味で、本当のこの問題に対する、国民のために、しっかりと説明をいただかなければならない戦いが始まると思っています。

(平成23年11月11日(金)20:40~20:52 於:党本部平河クラブ会見場)

 昨日、あるテレビ番組に出演した際に、ワールドカップで見事優勝を果たされた、サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督とご一緒になる機会がありました。
 佐々木監督は「指導者として心掛けていること」として、次のような発言されていたことが、大変強く印象に残りました。
 ①自分のチーム力を客観的に捉えること。
 ②監督は大きな方針を掲げるのみで、後は選手を信頼し任せること。
 ③選手だけでなく、チームを支えるスタッフにも心配りをすることで、チーム全体が 活性化し、一丸となって目標に進む雰囲気を作ること。
 このような心構えのもと、チーム一丸となって、諦めることなくあの激戦を戦いぬき、見事にワールドカップ優勝を達成されたことに、大変強く感銘を受けました。
 監督が話されたことは、サッカーだけではなく、人間として生きてくうえでも、また組織を動かすうえでもとても重要なことであると思います。誰もが、自分の力を謙虚に受け止め、自分を支えてくれる人達を信頼し、常に感謝の気持ちを持つことで、初めて一緒に物事を進めていけるのです。
 今回の佐々木監督を始め選手の皆さんの、明るい笑顔を失わず、目標に向かって頑張っていこうとする姿は、まさに今の日本に勇気と希望を与えてくれました。
 東日本大震災から4カ月が過ぎた今、われわれ日本国民が、明るい笑顔を失わず、復興に向かって頑張っていこうと行動することが、一番大切であることを改めて実感した、なでしこジャパンの優勝でした。
 本当におめでとう、そしてありがとう、なでしこジャパン!


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現地視察を終えて


・現政権の責任を回避する姿勢や現地の実情を無視した対応等、わが党には政権への協力に対し、批判や異論、強い拒絶感がある。
・しかし、実際に細かなところも含めて現地を歩き、すさまじい被害の状況を目の当たりにし、生活する人々の話を聞き、住人と街の復興を第一に、懸命に努力している首長はじめ行政に携わる方々の苦悩を知るとき、政権に対する批判と拒絶感とは、また異なる思いが沸き起こるのもまた事実である。国民の負託を受けて政治に携わるものの、いわば〝本能〟とでもいうべきであろうか。
・現政権に能力がないだけでなく、地域で何十年、何百年と息づき、暮らし、地域を守り育ててきた人々への思い、想像力がなく、ただ無機質に、机上の空論で対策を議論し、貴重な時間を空費していくとすれば、われわれが国会において主導する形をつくり、対策と復興計画の中に人々への〝思い〟を注ぎこまなければならない。現実に生き、生活している人々の暮らしを護るのは、やはり自民党しかないとの思いを強くする視察でもあった。

東北地方太平洋沖地震から一か月過ぎようとしています。
亡くなられた方に謹んで哀悼の誠を捧げ、被災された方々に心から御見舞いを申し上げます。青森県、岩手県の被災地は殆ど見て回りました。この現実が、宮城県、福島県、茨城県、千葉県等迄続いていることを考えると、日本有史以来の大震災の現実感が生まれてきます。この危機に清廉恪勤に取り組むことが、一人の政治家として求められる全ての基本であると決意しております。
 復旧そして復興へ。安心から希望へ。
国こそが全面的に責任とって行う決意を示し、実行せねばなりません。他人のせいにしたり、会議を踊らしているだけではダメなのです。
 国民の皆様は、「絆」の力で支援にたち上がっています。自衛隊、警察、消防、海上保安庁、米国を始め海外の皆様も本当に良くやって頂いているのです。
 菅総理、「大死一番」のリーダシップを示してほしい。
異例であったとして、西岡参院議長の発言は重い。

11日、私は奈良に向かっていました。東京駅14時発の新幹線でした。副総裁として石原東京都知事の出馬の大決断を伺い、ほっとして乗り込み、少し心地よい気持ちで席に座り、ゆっくり休んでいました。静岡の手前で停車し、目が覚めました。随行の職員から、携帯からの状況を見せられ、大変な状況を知りました。携帯は通じなくなり、名古屋駅に降り、何とか引き返すことを考え、伊丹空港から翌朝一番の便で、青森空港に着くことができ、青森県庁、八戸市役所、地元の現状を見ました。一言で申せば、愕然と致しました。
 私の郷土への思いも持ちつつ、東北関東の太平洋沿岸の状況がわかるにつれて、その被害が未曾有の災害であることが理解できました。さらに福島の東京電力の原子力発電所の大変危険な状況が起こりました。無念さと危機対応に全力で取り組んで欲しいと祈りました。14日に上京し、谷垣総裁の下で情報収集して、その後、我が党は政府をサポートし、全力で災害対応することにし、我が党でできることは全てやるという決意であります。そして、実行しています。この未曾有の大災害は、生命を、生きる場を、経済活動を奪いました。しかし、日本人の絆と希望を奪ってはいません。そして失ってはいけません。政治は今、皆様のその志に応えることが最大の責務と思います。全力を尽くします。

(平成22年9月8日(水)16:38~16:50 於:党本部平河クラブ会見場)

 総裁の方針を踏まえ、従来の例に従い、党役員選任については、総裁にご一任したい。ご了承を頂きたい」と発言したところ、役員会および役員連絡会において、総裁一任となった。さらに、総務についても、「改めて選任する手続を取ることになる。なお、党則第86条により、『役員は、その任期が満了又は終了した後でもそれぞれの手続きを経て後任者が決定するまでは、引き続きその職に在るものとする』となっているので、よろしくお願い申し上げたい。国会の人事についても、総裁にご一任をお願いし、ご了承いただいた。

 私自身もその対象者であるので、この一年間、役員会・役員連絡会の先生方には、とりわけ参議院選挙、国会対応、その他各種選挙、党運営について、多大なるご尽力とご協力を頂いたことに感謝申し上げます。

 鈴木宗男衆議院外務委員長の上告棄却という報道があった。この案件について、昨年9月18日に、私自身国対委員長として、横路衆議院議長に厳重に申し入れをした。その内容は、「かつて刑事被告人の立場にある議員が、常任委員長に就任した事例を見当たらない。常任委員長に選任すれば、立法府たる衆議院の良識ある倫理観が問われることになるのではないか。私は、鈴木外務委員長本人の問題よりも、そういう権威ある常任委員長を議長が推薦することについて、横路議長の責任が出てくる可能性がある。議長の権威に関わる問題ではないか」ということを直接議長に申し上げた。したがって、私どもは、議長一任のこの提案に明確に反対した。それでも可決された。したがって、それを受けて議長が常任委員長として鈴木氏を指名された経緯がある。この問題については、議長がこのような状態に対しての責任をどのようにお考えになられるのか。民主党自身がこのようなことを強烈に推薦したことをどう考えるのか。残念ながら、今日は議長は外遊なので、国会の権威を守るために、議長自らのご判断を頂くこと、その責任を厳しく問うていかなければならない。

 昨日の検察審査会での鳩山首相を不起訴相当とする判断がなされたが、ご承知のように、この結論において、大変大きな問題提起がなされた。それは、母からの贈与をまったく知らなかったことは、国民感情からして考え難い。鳩山首相自身に対して、検察官の取り調べがなされなかったこととも相まって、鳩山首相の一方的な言い訳にすぎない上申書の内容そのものに疑問を投げかける声が少なからずあったという文書がここにある。我々は、税の問題、使途の問題、そして法廷での結論が出たら、国会に資料を出すと約束したことをしっかり守っていただく。また嘘をつくのかという思いだが、それらを徹底的に追及していくのが大事である。そういう観点から川崎・鈴木両国対委員長が野党3党でこれらの問題で協議し、足並みをそろえていくことをやろうとしている。

 
 中国青海省地震を受け、国会議員一人あたり5000円を募金として、6月歳費より引き落としさせていただく。


 先程、中曽根弘文・党紀委員長、大野功統・副委員長がお出でになり、党紀委員会で先般の離党届を持ってきた方々に対する結論が出た。与謝野馨衆議院議員、舛添要一参議院議員は除名、他の方々は離党届を受理することで決定した。その間において、役員連絡会においても、幹事長室会議においても、党紀委員の中からも、政党法のあり方、あるいは比例代表で当選された方々に対する離党する際の党内規律、それらについて、しっかりとルールを作るべきだとの意見が相次いで出された。

 
 日本の民主主義をより一層育てていく、成長させていく、改革していくためには、政党本位の選挙制度ということを標榜して大きな政治改革を行い、そこに国民の税金を使わせていただいて、政党に助成する、国民の税金を助成する法律を作って、政党に助成しているその時に、簡単に当選した時の政党を離れて、新たな政党を作って、その政党助成法の対象になるということが本当にどこまで許されるのか、許されないのか、これは納税者である国民の皆さん、あるいは有権者の皆さん、あるいは、先程申し上げたように民主主義の根底は政党にあるのだから、政党のあり方等々をしっかり議論して、できるだけ早急に一つのルールを作る、法律も考えることをしないといけないという問題提起があった。私どもも、その問題をどう取り扱っていくか、真剣な日本の民主主義の根底に関わる問題だと思っており、党内でどのような形で議論していくか、判断してまいりたい。

(平成22年4月20日(火)10:20~10:30 於:院内第24控室)

 参議院選挙に向けて、副幹事長の先生方を中心にいよいよ各選挙区情勢を分析していただくことになる。その上に立って、それぞれの選挙区で、どのような点が今、足らざるものか、しっかりと分析をして、選挙の実戦そのものに入っていく。
 
 国会も、たくさん鳩山内閣の問題がありすぎるほどあるが、法案として後退した国家公務員法の政府案に対して、我々は徹底的な論戦をし、我々が3党共同で出した法案を生かせるよう、最善の努力をしなければならない。地域主権改革推進法、あるいは高速道路料金値上げ問題、これらも与党の中で、与党の委員長が自ら反対だと。こんな内閣は私の記憶にない。それ以外に、核サミットでのあの鳩山首相の内外に現れた醜態についても、追及していかなければならない。さらに今週は、政治とカネの問題について、いろいろなことが表に出てくる可能性もある。いっそう政治とカネの問題、すなわち鳩山首相の説明責任、道義的責任、小沢幹事長の説明責任、道義的責任、関連する者の追及を鋭く、明確にしていくよう強く求めていかなければならない。
 
 普天間基地移設問題についての鳩山首相の態度は、もはや語るに落ちるような、内外の信頼を完全にと言っていいほど失っている状況である。この問題は、沖縄県民、あるいは移設先と言われる地域の住民の皆さま方のみならず、日本国民、あるいは世界とりわけアメリカ政府は、もはや鳩山首相の言葉を信用できない姿を露呈している。党首討論等において、総裁にはしっかりと問題点を追及していただくと同時に、内外にわたって、私どもは国会あるいは国会外のところで国民に訴えていくところである
 

(平成22年4月13日(火)10:25~10:43 於:党本部平河クラブ会見場)

 15日(木)に全議員懇談会を開催する。いよいよ選対本部、様々な部門を積極的に動かし、動いていただく。これから政権公約を政調会長のところでまとめていただくが、とりわけ政権力委員会(ネクスト・ジャパン)のメンバーの皆さん、総裁(本部長)、本部長代理のお三方には、とりわけ今週はこの概要、連休明けにはその骨格、明確な柱を示すが、それらを中心に積極的に政権担当能力、若い力、経験豊富な皆さんの力、これほど自民党に政権担当能力、未来を創っていく力があることを示して活動してもらいたい。
 
 昨年9月に、谷垣総裁の下でスタートして以来、地方選挙において、民主党が候補を推薦した66の選挙で、民主党側の29勝37敗という報道があった。自民党との直接対決では、民主党が3勝、自民党が9勝という結果である。これは、地域の党員党友、同志各位のご努力が一つであり、そこにおられる衆参の先生方の努力が一つであると同時に、民主党に対する期待感がなくなったという結果であろう。そういう地域で踏ん張っている、頑張っていただいている皆さま方に、改めて敬意を表しながら、我々は一致団結をして、開かれた政党であるから、議論して得た結論に対しては、全力を尽くしてまいりたい。戦っていこうではないか」と発言した。

 昨日、小沢民主党幹事長が記者会見をされて、何かわが党に対して、「もっと気概を持って」云々と発言されたという記事を今朝拝見した。人様のことを言う前に、まず己自「身の政治とカネの問題や鳩山首相の決断なき政治運営、人を混乱に陥れ、内外に不信を買っている状況に、まずしっかりとおやりになることが、あなたの責任ではないかとお返ししたいと思う。
両院議員総会長及び副会長の選任について、昨年の9月に谷垣総裁に一任されているが、両院議員総会長に木村仁参議院議員、副会長に大野功統衆議院議員、加納時男参議院議員を選任することを役員連絡会でご了承いただいた。

 (平成22年4月6日(火)10:42~10:57 於:党本部平河クラブ会見場)
 
 谷垣総裁から、全議員懇談会を踏まえて実施することとして指示があった。人事について、幹事長代理に河野太郎国際局長を、私が兼務していた選挙対策局長に河村建夫選挙対策局長代理を引き受けていただくことになった。選対本部について、本部長、本部長代理を置き、その横に政権力委員会(ネクスト・ジャパン)を作った。これは、皆さま方からシャドー・キャビネットを置くべしという意見があったが、シャドー・キャビネットをネーミングも含めて、どのように位置づけるかは、党則との関わりあいもあるので、参議院選挙までは、この政権力委員会を選対本部としてやっていただき、自民党の人材力、政権力をアピールし、政策を訴え、そういう大きな役割をしていただく。参議院選挙後に、シャドー・キャビネットのような位置づけを検討し、成案を得次第、来年の党大会で党則改正を視野に入れて考えていきたい。本部長、本部長代理の下に、私が本部総括をする本部役員を置き、その下に、選挙対策委員会、選挙公約委員会、選挙広報委員会という形にさせていただきたい。なお、選挙対策本部役員の人事案は、これから総務会の了承を得て、正式に決定する。この本部役員は、政策グループを離脱していただくことになっている。

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