大島理森が語る

2009年1月アーカイブ

2009年1月22日

 皆さん、こんにちは。
 貿易黒字8割減の発表あり。経済、雇用、生活対策の早期対応こそ政治の責任である。雇用対策40億基金創出、地域活性化交付金6千億、高速道路大幅値下げ5千億、妊婦健診無料化8百億、40兆枠の金融政策、定額給付2兆円の二次補正がまたまた民主党参議院において、10日も経っているのに審議しないでいる。すでに衆議院で反対の意思があり、早く議決することこそ、国民に対する責任ではないか。

2009年1月19日

 皆さん、こんにちは。
 経済の急激かつ世界的経済の後退の現状に対し、様々な論陣がはられている。中谷巌氏の『懺悔の書』は興味深い。私の本棚には佐伯啓思氏の『倫理としてのナショナリズム』がいつもある。05年2月初版である。すぎたグローバリズムと競争原理社会に対する警告の書である。「我々は市場、国家、社会共同体の中に活動し、それらの中に生きるために主要な要素は倫理、規範である」「生きる価値は経済だけではない」。私が大事にしている本である。

2009年1月16日

 皆さん、こんにちは。
 13日に第二次補正予算案が衆院で議決され、年度内成立が明確に可能となった。今、来年度予算案が提出されようとしている。それに関連して税法論議が活発に行われていると報道されている。焦点は付則にある消費税の扱いである。すでに、昨年内に結論を与党として結論を出したものであるが、論議は大いにしたらよい。ただ、政治家は今への責任と共に将来に責任を持たねばならない。福祉の安心を創るため、消費税問題は全ての政党・政治家に避けて通れない問題と思う。

2009年1月9日

 皆さん、こんにちは。
 二次補正は、定額給付金2兆円、自治体による雇用機会創出4千億、妊婦健診の無料化8百億、離職者への住宅・生活支援。中小企業支援保障・貸出枠30兆円に拡大、金融機関への資本注入枠10兆追加。地域活性化交付金6千億、高速道路料金の大幅引き下げ5千億等、事業規模27兆の対策です。早期に成立を図れねばなりません。衆院では1月13日議決を不退転の決意で議決を図ります。国民経済、国民生活、国民雇用を守るためです。

2009年1月6日

 皆さん、こんにちは。
 二次補正の審議が始まりました。争点は定額給付です。民主党はバラマキと批判をしています。しかし、民主党の税制大綱の中に、「給付付き定額控除」があります。最終的に国民の側からすると定額の税の還元ということになるのです。己の案もバラマキというのと同じだと思います。どう答えるのでしょうか?昨年は諸物価の高騰もあり、賃金が下がっている今、家計を助けるため、確定給付にしたのです。皆様の税を還元するものです。

2009年1月5日

 明けましておめでとうございます。
 本日5日より通常国会がスタートいたしました。
 この経済危機に、今、選挙より経済対策、今、選挙よりも雇用対策、今、選挙よりも生活安全対策の決意で財政面で12兆円程度、金融面で63兆円程度の二次補正、21年度予算案を提出しました。皆様方の生活に対する不安に応えることこそ、我々の責任と思っております。すなわち速やかな立法府の結論を得ることです。どうぞ今年も御意見を賜ればと思っています。

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