大島理森が語る

2009年11月2日

(平成21年11月2日(月)17:55~18:25 於:院内第24控室)

 今日の予算委員会の各質問者には頑張っていただいた。総裁の代表質問をさらに深堀し、広めて行くことを基本に私自身も質問をした。町村信孝元官房長官をはじめ皆さん、民主党のマニフェストを中心に、外交、財政の問題などで質問していただいた。

 今日一日、予算委員会で質問し、聞いてみると、まず第一点に、マニフェストに書かれているものが明らかに変更していることに対して、あまりに詭弁が多すぎる。一つの証左を申し上げると、天下り、渡りという問題で、政府が斡旋していないから良いのだと受け取られる総理の発言は、早くも民主党のマニフェストの言い逃れ、極端に言えば偽装答弁と言って良いと思う。財政問題もそうだ。例えば、私の憲法解釈を聞く質問に対し、鳩山内閣としては憲法解釈を変更しない、それはすなわち民主党の考えでもありますねと聞いたところ、党は党で別だということをおっしゃった。あれほど、政治主導、政府与党一体という政治の根幹にかかわる発言もそのように変更している。
財政についても、本来マニフェストにはあるように、207兆円を全面組み換えしますと言いながら、今日の答弁を伺うと、緊急に私どもがやった補正予算も入れた、そのことを前提に組み換えをするということ自体が根本的な偽装ではないか。したがって、国債発行についても、本来33兆円の当初予算が前提であるはずだ。あえて申し上げると、もし彼らが言うように、補正予算を含んだ形でこれから見直し、来年の財源を見出すとするならば、少なくとも3兆円近い凍結した補正予算の国債発行減額は必ずすべきだと私は思う。
 そのように政治姿勢、政治主導、国債発行の問題、沖縄の普天間基地の問題、あるいは天下りの問題、私は既にマニフェストに書かれていること、その契約が変更、詭弁、そういうもので一生懸命答弁しているように思う。
今日、川崎国対委員長にお願いしたのは、鳩山総理自身の偽装献金問題について、国会が判断すれば自分が出ても良いという意味に受け取られる発言をされた。私どもは、是非予算委員会で集中審議、もしくは総理自身が参考にとして出て来られて、答弁する機会を作っていただきたい。そのようにお取り計らいをお願いしたいとお話した。総理自身が自ら説明をしたい、記者会見ではするんだと言っておられたのだから、総理の為にも、そういう場をおつくりになるべきだと思う。また、国策捜査ではありませんということをお話しされましたが、私の質問に対し、大臣席から亀井大臣の不規則発言があり、「国策捜査だ」と言われた内容は大変由々しき問題だと感じた。
 いずれにしても、明日からまた論議して、私自身申し上げたが、今のマニフェストでは、この4年間で、必ず財政的に、特に財源的に傾くので、税制の協議の場をつくることは結構だ。外交安全保障の問題でも協力すべきところは協力すると申し上げておいた。明後日以降の論議を見つつ、またしっかりと日本の政治のあるべき姿に、マニフェストを中心とした鋭い検証と同時に、対案を作り、立法府の最高機関たる国会で我々の役割を果たしてまいりたい。

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