大島理森が語る

2009年11月30日

(平成21年11月30日(月)15:07~15:24 於:党本部平河クラブ会見場)

 本日、代議士会におきまして、谷垣総裁からこの会期末にあたる本日のわが党の方針を皆さま方にお訴えをし、そして今日の夕方16時から国民の皆さまに街頭より訴えてまいりたいと思います。
 総じて申し上げますと、国対委員長もお話しされましたように、この国会は審議拒否、審議をしたくなかったということが、すぐれて与党の皆さん、とりわけ民主党の皆さんの態度に見られると思います。条約を除いた閣法12本のうち、皆さんもご承知のように、給与関係の法律を除き、すべてが強行、単独採決で、国会の今日まで積み上げたルールを無視という姿に、このまま私どもは会期末処理にあたって、そのことに対する対応を正常な下で了とした場合に、そのことが次の通常国会においても通ると民主党が思うのでしょうし、国民の前に、鳩山総理が自ら「十分な審議をしようではありませんか」と我々が問いかけたことに対し、全く違背するような国会運営を看過するわけにはまいりません。ましてやこの国会での法案の実質審議が10日しか取れないような状況を自ら作り、その範囲の中で、強引に行おうとしてきたわけです。
 我々は、今時の政治状況を見まして、3点の要求をいたしました。第1点は、予算委員会での集中審議であり、その内容は3点です。経済であり、外交であり、政治と金の問題です。そして、党首討論そのもの、全くこの問題についても議論をする余地のないほどの対応でありました。参議院決算委員会での総括質疑もまた要求して、まったくそういうことがありませんでした。なおかつ今日提示されたことは、それらに対し答えもなしに4日間で終わるということは、この集中審議で充実した内容でやろうということを拒否したこと自体、もはや審議拒否は民主党にありと思い、今日は今後国会に出ないことを決断した次第です。
 私自身、長い間、与党の国対委員長として、絶えず諸先輩から聞かされたことは、国会は野党の主戦場であるということを、与党であってもやはり心して運営していかなければならないこと。充実した審議を確保するために、会期主義でやっている限りにおいては、それらを念頭に置いた会期というものを考えるということ。そういうことを教わって、いわゆる私自身の主義として、諸先輩から言われた、与党は51%の勝利を目指すことが肝要だということ等々を考えて、行動してきたことを見れば、国会も民主党のものだという思いで国会運営にあたり、野党の皆さんの論戦の場を封じていくというやり方は、たぶん長い間の憲政史上に、大変な汚点を残した国会のやり方であると言わざるを得ないと思っています。我々としては、今後様々な形でそういうことを訴えると同時に、いよいよ我々自身の経済対策、我々自身の外交安保、我々自身の予算案にあるべき基本的な考え方等々、その他来年の通常国会に向けて、国民の皆さんに提示するように努力していかなければならないと思っている次第です。

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