大島理森が語る

2013年4月アーカイブ

2013.4.25
冷静な東アジア外交と、アベノミクスの影響について

 先週の番町政策研究所「2013 躍進の集い」へのご協力に感謝します。
 自民党内各グループのパーティが続いていますが、政策の勉強と同時に、参議院選挙決起大会の様相を呈していました。参議院選挙では自民党が勝たねばいけませんが、我がグループでも必勝態勢が組めるようにしたいと思います。

 尖閣列島の問題で、昨日、総理が「中国の脅しには屈しない」との発言に中国・韓国の政府から強い反応がありましたが、そういう状況でも日中、日韓での対話を続けることは、歴史からいっても現状からいっても大切なことです。日本国としての主張は主張として冷静にはっきり伝えると同時に、韓国、中国も冷静にで多様な対応してもらいたいものです。とりわけ、北朝鮮の問題が不透明で緊張している中ではより冷静な対応が求められると思います。

 アベノミクスによる大きな政策変更の中で、マクロ経済ではよい刺激と期待がマーケットに表れております。とりわけ、輸出企業は大企業を中心に良い決算が見込まれております。一方で、私は、自民党の水産関係の仕事もやっておりますが、水産業も含め急激な円安で痛みを被っている産業もあります。わが党は、そういう痛みを被りながらも頑張っている方々に対しても目配りをして、どのような対応をするのか、早急に結論を出したいと思います。

 いずれにせよ、定数の0増5減や予算案が衆議院を通過し、現在参議院で審議されております。山口県の参議院補欠選挙を経て、連休後、都議選、参議院選挙と一気に進むと思われます。この大きな二つの選挙に向けて、我々は、脇を引き締めしっかりとした足取りで立ち向かっていきたいと思います。

2013.4.18

財政の機動的運営と0増5減の対応について

 先般、衆議院で予算が通過し、参議院に送付されました。安倍内閣が発足してからの三本の矢でいうと、金融緩和、日銀総裁の人事が第一弾とすれば、次は財政の機動的運営かと思う。補正予算が10.3兆円、うち復興予算が1.6兆円計上されていますが、これはGDPを2%程度押し上げると見込んでおります。補正予算は、3月末時点で約97%が執行もしくは契約されているので、これらが日本経済にお金が回る良い刺激になっていると思います。
今年度当初予算の政策的経費は70.4兆円、別途復興関係で4.4兆計上しております。これらを合わせた財政の機動的運営は、GDPを押し上げる大きな要因となるでしょう。2.6~2.7押し上げの効果があるのではないかと思います。そのためにも、できるだけ早く参議院を通過、成立させ、早期執行をすることが、経済を活性化させるという目的につながるものと思います。
 一方、円安傾向が続いているので、資材の高騰がないわけではありません。とりわけ、ガソリン価格の高騰はピークを過ぎておりますが、漁船等の燃油が上がっております。それらに対しては水産政策としてしっかりと対処したいと思います。
このように、安倍政権がしっかりとした政策を打ち出し実行している姿が、国民の理解や信頼を勝ち得ているので、今後もしっかりと取り組んでほしいと思います。

北朝鮮のミサイル発射問題もまだ安心することはできません。従って、我が国としては引き続き強い監視体制を敷いております。ボストンでテロ事件もありましたので、常に我々も危機意識を持たないとばいけないでしょう。

 衆議院の定数0増5減については、自民・公明の与党単独で委員会審議が進んでいるようです。議員の身分に関わる問題ですから、与党側は、最後まで野党に働きかけて合意できるよう努力をすべきだと思います。一方、民主党をはじめとする野党もどうして審議拒否をするのか理解に苦しむところもあります。国会運営はプロセスが大事ですが、この問題は、少なくとも自民、公明、民主の3党が総選挙前に国民に約束したものですから、国会として結論を出し、その上で、抜本改革はそれと並行して協議すればよいと思います。野党も柔軟に対応すべきです。
 来週から、参議院で予算審議に入りますが、日に日に参議院選挙モードが高まって行くでしょう。先般の青森市長選挙や郡山市長選挙は残念な結果に終わりました。我々は、気を引き締めて参議院選挙に臨まなければいけません。私自身は勿論のこと、党全体も引き締まって選挙に臨む事が大切だと思います。

今日の発言

2013.4.11
今日の発言


 今日はさわやかな天気でありますが、天気とは裏腹に北朝鮮の言動が世界を震撼させており、北東アジアは依然として不安定な状況です。安倍総理が日米の信頼の絆を強くしたのと同様、韓国や中国との間で隣国としての信頼関係を築くことの必要性を痛感しております。
 北朝鮮はミサイル発射を思いとどまるべきですが、政府も万全の対応を取っているとは思いますが、国民の安心と安全、生命を守る努力をしてほしいと思います。
 
 経済もアベノミクスや黒田日銀総裁の金融緩和のシグナルが期待感を持って反応している。円安、デフレ脱却目標に向かって進んでいるわけで、そのためにも本予算を速やかに成立させ、執行させることが第二弾、第三弾の経済政策につながると思います。
 衆議院予算委員会は、公聴会の日程も決まり、衆議院通過の日程が見えてきました。衆議院通過の一か月後には自然成立するので、来週、できるだけ早く衆議院を通過できることを期待したいです。

 急激な円安の中、あまり報道されておりませんが、漁業の燃料や畜産の飼料など、第一次産業で影響しているところがあります。アベノミクスが国民に理解され、国民が主体的に経済再生に協力してもらうためにも、そういう影響の出ている部分については、党でもしっかりとした対応を考えたいと思います。

 福島の貯水池の汚染水漏れ問題ですが、東電並びに政府に対して復興本部長として以下のことを午前中に申しあげておいた。
 廃炉に関して最も重要なことは、何よりも安全性であり、喫緊の課題では、汚染水漏れの処理であります。残念ながら起こってしまった以上、第一に、原因究明が必要です。原因を突き止めることと並行して、貯水池から漏れている汚染水をいわゆる「缶」に入れる作業をするようです。従って、貯水池のモニターをしなければいけません。東電もモニターすると言っておりますが、福島第一原発の廃炉にかかわる案件は、経産省・資源エネルギー庁の所管であります。私は、本部長として「常設のモニター体制を作り、エネ庁そして原子力規制委員会のメンバーが絶えず監視し状況把握をすること。また、水漏れしていない貯水池も含めてモニターすることと、汚水貯水タンクについてもきちんと管理すること。さらに、現在、地中に流れたであろう汚染水が海に出ないように、工作をきちんとするように」と申し上げておきました。政府としてもやるべきことをしっかりとやることが、復興加速化に向けての一歩一歩につながります。そのためにも、緊張感を持って対応してまいります。

2013.4.4
選挙区割り変更の余波と三党合意の履行について


 衆議院の定数0増5減に関わる審議会の区割りが発表されましたが、私自身の選挙区も変更の対象だったので、先週、地元に帰って、その地区の幹部や支部の方との説明会や懇談会を行いました。日本の政治文化の中で選挙は人と人との繋がりが大切で、当然、繋がりが強くなければ当選できないわけです。今回、事情を説明するにあたって、大変辛い思いをしました。
 一方、30年以上苦楽を共にした同志の方からは、私以上に辛い思いを訴えられました。この状況は日本全国に40以上の選挙区でありますが、これは司法の結論を経て野党時代に作った三党合意で決めたことなので、これは立法府として責務を果たさなければいけないと思います。
 一方、この問題を処理するにあたって、選挙制度は、全ての政治家にとって政治生命を左右する重要な、また最も基本的なものですから、できるだけ多くの政党の理解と協力を頂けるように努力をしないといけません。選挙制度を力でもってねじ伏せるというやり方は、今までもあまりやっていませんし、また、性質からいっても、私個人としてはやるべきでものではないと思いでこれまで国会運営に携わってきました。
 勿論、三党合意で生まれた案件なので、民主党も当然責任を持たねばいけません。三党合意に入っていない政党にも理解を求める努力をしなければいけません。そういう運営の基本に立って、この問題を立法府として結論を出すべきだと思っています。

 中国でおきた、鳥インフルエンザのヒトへの感染を心配しています。かつて日本で鳥インフルエンザがおきた時、新たな人類の問題になりかねないということで、日本が対応策や処理策を検討していたことが、いま、中国で起こっています。中国には、現状を包み隠さず明らかにして、原因を追究しWHOを中心にして「これは人類の問題」という観点で対応してもらいたいです。日本においても非常に大きな危機になる可能性がありますから、厚生労働省もワクチン等の対応をするなどして、万全の対応を取ってもらいたいです。

 国会は、粛々と進んでいるようで、これは大変ありがたいことです。このまま淡々と進めてもらいたいものです。予算案の衆議院通過は4月中旬になると思いますが、今週末から名古屋市長選、青森市長選が始まり、次いで都議選、参議院選挙と、様々な形で民意が反映される機会が訪れます。執行部は気を引き締め脇を固めて選挙に立ち向かってほしいです。勿論、わがグループも全力を挙げてやります。自民党としても東北の仲間としても力を発揮し、勝利に向かって努力してまいります。

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