大島理森が語る

財政の機動的運営と0増5減の対応について

2013.4.18

財政の機動的運営と0増5減の対応について

 先般、衆議院で予算が通過し、参議院に送付されました。安倍内閣が発足してからの三本の矢でいうと、金融緩和、日銀総裁の人事が第一弾とすれば、次は財政の機動的運営かと思う。補正予算が10.3兆円、うち復興予算が1.6兆円計上されていますが、これはGDPを2%程度押し上げると見込んでおります。補正予算は、3月末時点で約97%が執行もしくは契約されているので、これらが日本経済にお金が回る良い刺激になっていると思います。
今年度当初予算の政策的経費は70.4兆円、別途復興関係で4.4兆計上しております。これらを合わせた財政の機動的運営は、GDPを押し上げる大きな要因となるでしょう。2.6~2.7押し上げの効果があるのではないかと思います。そのためにも、できるだけ早く参議院を通過、成立させ、早期執行をすることが、経済を活性化させるという目的につながるものと思います。
 一方、円安傾向が続いているので、資材の高騰がないわけではありません。とりわけ、ガソリン価格の高騰はピークを過ぎておりますが、漁船等の燃油が上がっております。それらに対しては水産政策としてしっかりと対処したいと思います。
このように、安倍政権がしっかりとした政策を打ち出し実行している姿が、国民の理解や信頼を勝ち得ているので、今後もしっかりと取り組んでほしいと思います。

北朝鮮のミサイル発射問題もまだ安心することはできません。従って、我が国としては引き続き強い監視体制を敷いております。ボストンでテロ事件もありましたので、常に我々も危機意識を持たないとばいけないでしょう。

 衆議院の定数0増5減については、自民・公明の与党単独で委員会審議が進んでいるようです。議員の身分に関わる問題ですから、与党側は、最後まで野党に働きかけて合意できるよう努力をすべきだと思います。一方、民主党をはじめとする野党もどうして審議拒否をするのか理解に苦しむところもあります。国会運営はプロセスが大事ですが、この問題は、少なくとも自民、公明、民主の3党が総選挙前に国民に約束したものですから、国会として結論を出し、その上で、抜本改革はそれと並行して協議すればよいと思います。野党も柔軟に対応すべきです。
 来週から、参議院で予算審議に入りますが、日に日に参議院選挙モードが高まって行くでしょう。先般の青森市長選挙や郡山市長選挙は残念な結果に終わりました。我々は、気を引き締めて参議院選挙に臨まなければいけません。私自身は勿論のこと、党全体も引き締まって選挙に臨む事が大切だと思います。

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