大島理森が語る

アベノミクスに必要なことと、橋下代表の官邸訪問について

2013.6.6
アベノミクスに必要なことと、橋下代表の官邸訪問について


 アベノミクスの経済政策で、様々な分野で刺激され、とりわけ、輸出産業に好影響を与えながら今日まで来ております。そういう状況の中、最近は株価の乱高下もありますが、昨日、政府の産業競争力会議で成長戦略の素案が出されました。いずれにせよ、経済成長を進めることについては、市場の動向を注意深く見ながら、国民と対話して協同していくことが大切だと思います。
 一方、円安より厳しい影響を受けている分野があります。そういう方々に対してできる限り心配りをすることが、国民政党たる自民党の良さであります。そういう観点で、水産関係の燃油高騰対策を取りまとめました。畜産の飼料高騰も経営を圧迫しています。これらについても手当てをし、資産リフレに届かない方々に手を差し伸べることが、アベノミクスが着実に進展するためにも必要なことだと考えます。

 自民党の復興加速化本部長として、先週、2泊3日で岩手県沿岸の全ての自治体を回ってきました。これは自民党が3月に復興加速化の提言したものを3か月たったのでチェックするとともに、新たな問題点解決の要請を受けるためのものです。
 感じとしては、福島県以外の宮城県、岩手県については、第二ステージに入っていると思います。港湾、道路、上下水道は、かなり復旧しております。何とか、今年中に被災地の「終の棲家」の見通しをつけ、例えば、公営住宅の建設や集団移転計画、区画整理においては今年中に採択し、7割以上工事の着手ができるようにすることが大事かと思います。そういうステージにおいては、新たな問題が出てくるでしょう。それは、生業(なりわい)、商売を再開するための施策をどうするかや、安心、即ち医療が課題になろうかと思います。そういうことを考慮した上で、第二次提言を参議院選挙前にまとめたいと思います。勿論、権利調整や資材不足など難しいこともありますが、3年目の正月は希望を持って迎えられるようにすることが、安倍総理のもう一つの柱である災害の復旧復興の大きな課題と思います。また、風化させないようにして国民全体で取り組んでいくことや、無駄や指摘を受けるような復興費の使い方がないようにチェックをしていきたいと思います。
 福島県につきましては、除染問題は、更に力を結集しなければならず、石原環境大臣とその必要性を日々募らせております。廃炉と汚染水については、いろんな意見がありますが、汚染水処理は重要な案件なので、国が前面に出てやるべきだということを第二次提言に入れたいと思います。

 本日、維新の橋下代表、松井幹事長が官邸に行ったようですが、報道によると、沖縄の方にお詫びをしたいと言ったようですが、総理や官房長官に伝えるのではなく、沖縄県民に伝えるべきです。オスプレイの訓練移転の報道もあったようですが、現実には地元自治体が反対している以上、この問題は、政治の国民に対する一種の訴えみたいな形だけで語るような案件ではありません。もし、そういう提案があるのならば、地元の市町村の理解をもらった上で提言するべきです。参議院選挙前にどういう意図があって言ったのかは分かりませんが、いささか違和感を持っています。

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