大島理森が語る

今日の発言(2014/10/02)

2014/10/02

【御嶽山】
 御嶽山の噴火による災害、まずは今朝報道されているところによれば、亡くなった方が47名。まだ行方が分からない人もいるのかもしれない。心から哀悼の意を捧げます。つくづくわが国は大自然と向き合う中で生きてきた歴史でございますし、これからもまた火山の動向というものにさらに留意した安全対策、防災対策を学んで対応を考えなければならないと思います。警察、消防隊、自衛隊の皆さま方が大変な作業を今されています。敬意を表するとともに、政府もさらなるしっかりした対応をしてもらいたいと思います。

【予算委 経済の行方が軸になる】
 代表質問が参院で今日を終えると、明日からいよいよ予算委員会です。衆院での代表質問をうかがっておりますと、外交安全保障問題も取り上げられたが、総じて論戦で浮かび上がってきているものは経済の行方です。その中で円安が国民生活にどう影響しているかというのもありました。雇用に対する評価の議論もあったと思います。それらに関連して、消費税の10%への移行をどうするか。こういう議論が各党の質問などにおける、とりわけ野党の皆さんにおける論戦のありようが私としてはこれからも非常にそこが軸になるのかなあという気がします。

【民主の安保政策は定まり切ってない】
 外交安保に関して申し上げると、民主党の海江田代表の質問は、しからば民主党としてはどういう内容の外交、安全保障をやるんだという議論が定まり切っていないような感じがしました。大事な論戦だが、法理の世界における議論、問題提起はあったにしろ、民主党として外交安保全体の姿が見えない論戦だったなあという気がします。その点、他の政党もいろいろあるが、共産党さんのいわば極東アジアの例えば云々、という話は、共産党としてはへーという、外交安保に対する主義主張はわれわれとは違ったとしても、一つの問題提起として党の考え方を示したことと比べて、野党1党としての外交安保の姿が見えきっていない。たぶん党内事情もあるんでしょう、という気がしました。

 近々にガイドラインの中間報告もあるんでしょうが、国会中には民主党さんにも外交安保の関わる問題、そして限定的集団的自衛権の容認に関わる問題は、堂々と質問に立った総理もお話しされてるように、堂々と論戦して理解を求める努力が必要であろうと思っております。

【野党は対決を明確にしてくる】
 明日からの予算委員会、総じて安倍内閣が生まれ、私どもが政権を取って以来感じていたが、前民主党執行部の体制よりも、論陣を張ってくるだろう、対決を明確にしてくるだろうという姿が、民主党、維新、みんなの党、もちろん共産党、生活の党もそうですね。そんな雰囲気が見えた代表質問のやりとりだったと思います。明日からの予算委員会も、立法府は国権の最高機関と言われますが、同時に言論の府でもありますし、多いな議論の場になってくるんではないかと思います。予算委員長として職責を全うしなければならないという思いで代表質問を拝聴しました。

【香港、イスラム国】
 香港の報道がなされている姿をみますと、これも申し上げておりますが、イスラム国と言われる中東の問題、またウクライナをはじめとする問題をみますと、代表質問も残念ながらそういうことに関する質問がありませんでしたが、われわれは政治家としても、日本国の在り方としても、しっかりとした関心を持ちながら、非常に世界の動きの中で、大きく影響する、あるいはまた問題でございます。香港の問題につきましては、ああいう姿を見てますと、やっぱり一国二制度というものの有りようが問われているような気がしますし、中国政府はこれは国内政治だというコメントをしているようです。中国側からすれば、それはそうかもしれませんが、われわれとしては中国の一国二制度、一種の問題点が浮き彫りにされているような、経済社会国際社会外交防衛にすべて日本の対応が考えられなければなりませんので、政府もしっかり対応してほしいと思います。

【拉致】
 北朝鮮の拉致問題。総理も非常に今、一生懸命取り組んでおられるわけでございます。今度、北朝鮮に派遣する人選などを検討しているようです。北朝鮮側も約束したことをどんなことがあったって、守るということが外交政治の基本だと思います。いろんな国益、それぞれの国の姿があるにせよ、最低限のことだけは、基本だけは守らないと、本当に孤立をしてしまっていくんではないかという思いがあります。ぜひ、安倍政権と約束したことについては、誠実に実行してほしいと思っています。

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