大島理森が語る

今日の発言

2015/3/26

第一点は、いよいよ暫定予算の準備を今日からしないといけません。なんとか「年度内」という思いで委員長としても努力しましたが、必要最小限の範囲の中で暫定予算をつくって、地方の議会も全部、もうおわっています。交付税等、最小限度のものを準備して、対応をはかり、遺漏なきようしてまいりたいと思います。

地方選がいよいよ始まります。もう始まっているといっていいでしょうか。先般、北海道にお邪魔して、知事選の応援に行きました。農協問題等々心配しながら行って、話をきくと、全部が全部あたっているわけではないが、そういうことに対する逆風というものはあまり感じなかったですが、しかし身を引き締めて、すべての地方選にむかわなければならないと思っています。自分自身も県連会長であるので、4年に一度の地方選の選択であると同時に、この基盤がこれからの自民党の基盤になる。みんなそれぞれがんばって、仲間を応援して当選させていただきたいとお思っているし、来年の参院選の基礎です。そういう意味でやらなきゃならん。今日、例会でみなさんに、いっしょにがんばろうと言いたいと思います。

今日から副総裁が訪米されます。幹事長が与党幹事長として訪中されました。与党外交、議員外交、大変、私は重要な時期における、2チームの外交、議員外交が有意義であろうと思います。副総裁は安保法制の概要をお伝えするのが大きな使命だと思いますが、いよいよこの安保法制の内容が、これから法律案作業していますが、やはり近隣の国々のみなさんに対して、この趣旨、日本の基本的な方針、すなわち平和主義と専守防衛の大きな基本論の中での、安全保障の整備であるということを理解をいただくというか、そういう対話の積み重ねというものが、私はますますもって、これから大事だろうと思います。とりわけ日中、日韓の関係において、この問題もすでに外相等々も、大変な努力をして、この間、日中韓の外相会議をやったようですが、防衛担当も含め、あるいは議員外交を含め、我々がめざすところのものを、しっかりと汗を長しながら、近隣の方々にもご理解いただくということが重要になるものと思う次第です。

いま話題になっているというか、毎日、新聞に載っていますが、辺野古の米軍基地に関する、岩礁破砕問題があります。どうやら今、防衛省からも、水産庁の判断が非常に重要になってくるようであり、30日までに農水省としての判断、こういうものがでてくることになるようです。前知事が判断したことと、それらを踏まえた上で理屈としては、沖縄の防衛局に対する条件を付しての許可というのがありますが、その部分を6項目と9項目を、大きな柱建てとして、沖縄県側からの、いわば申し立てがあります。行政、政治の継続性という観点から、いかがなものかという思いは持ちますが、なかなか、これまた、水産庁がどう判断だとしても、どちら側からも、また、いろんな物言いが来るなあという感じで、今日、ちょっと水産庁の説明をうかがわせていただきました。そういう、行政訴訟的、継続の中で、どこかで、この問題に対する、よき着地点がないものかどうか、ちょっと門外漢だが、そんな心配をしているところです。

予算がおわると、おわるというか、まだ参院が進んでいますが、重要法案もあるし、地方選、それから連休後には、安保法制の議論をいたすという、そういう政治状況が、政治日程が考えられるので、心して、日々に脇をかためて進んでいかないといけないと思います。

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