大島理森が語る

今日の発言

2015/04/02

予算が参議院でいよいよ最後の議論がされているようです。一方、明日から県議選等の統一地方選がスタートします。私自身も県連会長ですので、今晩から青森に入り公認候補、推薦候補の勝利のためにしっかり応援していかなければなりません。何回も申し上げる通り、今回の統一選は党の基礎になる戦いです。来年の参議院選挙を視野に入れると、非常に大事な選挙だと思います。各先生方は、自分の範囲の同志の皆さんのために全力を尽くしていただきたいと思います。

アジア・インフラ投資銀行に約50カ国が参加したということです。銀行内のルール、透明性、運営方針等々、定かにされていない点があるし、我が国政府としてはスタート時点での参加はしないということです。今後、その存在そのものが、アジアあるいは世界の金融、開発問題等々に影響を与えるであろうという思いがしています。いずれ、これがワークするためには、日本、アメリカという世界の経済、金融の大国がAIIBから見ても無視できなくなるだろうと思います。我々も全く無視できる存在でないとするならば、透明性だとかルールだとかを見ながら、どうお付き合いし、どう関係を維持していくかは、これから考えていかなければならないことではないかと思っています。知り合いの金融機関の皆さんからお教えいただくと、そういう感じがしています。

菅官房長官と沖縄県の翁長知事がお会いになるという報道が出ていました。私はぜひお会いして、この問題についてのぎりぎりの接点があるのか、ないのか分かりませんが、それをスタートとしてお会いしてお話することが非常に大事だと思うところです。官房長官は大変なご努力だと思います。翁長知事も知事選のときに主張されたことも一方であるわけです。今のところ、接点がどこにあるのか見出すことが難しい困難な案件であろうと思いますが、沖縄県民全体としての理解を求めながら進めていくことが大事だと思います。ぜひ長官には大変なご苦労だと思いますが努力してほしいし、また知事にも努力してほしいと思います。

今朝、自民党の中でエネルギーミックスの在り方についての提言で、案を出して一任を頂いたという報告を受けました。私も途中まで出て、9時から予定があったので最後の議論は聞けなかったのですが、かなり激しい議論もあったと報告を受けました。この問題はやはり、今ずっと経済状況を見ていると、今の状況で電力料金の高騰がとりわけ中小企業の皆さんに非常に大きな影響を与えています。地方創生、地方こそ経済成長を担い経済の活力を取り戻していくという中、非常に大きな負担になっていることは事実です。一方、6月、7月でしょうか。CO2の削減で日本も安倍総理が決意表明をしなければなりません。原子力という問題についても非常に難しい議論であったと思います。ベースロードとして60%という数字を党として出しました。私は妥当な線ではないかと思いますが、であればあるほど、福島原発事故の処理に対して一層我々が国を挙げて責任を持って、この問題を信頼されなおかつ安心されるという方向に持っていくことが大事だと思います。

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